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2015年12月28日 (月)

説経節「をぐり」を読む(46)

B15122405

「恩は恩、仇は仇で報ずべし…」と小栗は、
 (この台詞、どこか甲陽軍鑑に出てくる、
  有名な信玄作の歌と云う、
  ~人は城、人は石垣、人は掘、情けは味方、仇は敵なり~
  を想起させる。歌自体は同時代のものか、
    かなり疑わしいが=江戸初期の後補か?
  戦国期に、こんな処世訓が語られた可能性はあると想う)
横山殿から贈られた黄金を使い、
B15122404
小栗は訪ね探し、恩賞を与えた。
さて、恩は滞り無く返したが、仇の方はどうなったのだろうか。
もとより「をぐり」が成立したのは、中世末の戦国期である。
中世世界ではよく観られた、陰惨で復讐めいた刑罰が免れなった。

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