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2016年1月12日 (火)

神田万世橋界隈(2)

B16011001

今回、想い立つきっかけとなった、
広重の「名所江戸百景」のうち「筋違内八ッ小路」を掲げる。
右手上方の小丘に観えるのは、神田明神と湯島聖堂だ。
その下、画面を斜めに切る土塁状の構造物は、
神田川に沿った「柳原土手」で、
現在は、中央線の赤レンガ高架橋が走っている。
土塁の切れたところ、番所と冠木門の裏に「昌平橋」が架かる。
番所脇の小路を往けば「淡路坂」を上り、お茶の水へ至る。
手前の広場が「火除け地」を兼ねた、
画題の「八ッ小路」と呼ばれる大きな辻である。
肝心の「筋違橋」と「筋違御門」「枡形」は、
画面右下にあるはずなのだが、
トリミングされてしまって描かれていない。
今の「万世橋」より、一寸神田川を上流(左側)へ、
寄った辺りだろうか。
左手下の大名行列が、ちょうど「筋違御門」を、
通り抜けて来たことを暗示するのみだ。
絵師が江戸城の重要防備施設を憚り、
わざと外したとも云われるが、意図は判らない。
俯瞰した構図も取るが、もとより想像上のものだろう。
何とか現状を撮ってみたが、
ビルに阻まれて見通すことは出来なかった。
右手のガードが「万世橋」だ。
B16011007
(捨身 Canon M3)

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