日々の写真とエッセイ

2012年8月 9日 (木)

今年の蝉たち

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今年の蝉たち、去年ほど賑やかではない感じがする。

でも、寓居近くの小さな森では、こんな光景が観られた。

夕風に吹かれる一枚の葉に、

五匹はしがみついている(一番下の向こうに、もう一匹)

地中に七年とは云うけれど、

実際に確認されたわけではないらしい。

地上に出てから、七日の命と云うのもそうだ。

まだまだ、ミステリアスな彼らなのだ。

(捨身 二代目CX5)

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2011年9月18日 (日)

彼岸花咲く

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何だかんだ言っても、さすがに残暑が途切れつつあり、

秋は確実に深まっている。

当地では、想ったほど彼岸花が多くない。

見つけたのは、目立つところで二ヶ所だけだ。

谷戸奥にでも、分け入らないと難しいか。

駅で、埼玉・高麗川、巾着田のポスターを見かけた。

今週末から「彼岸花祭り」だそうだ。

此処からだと、意外に近いらしい。

昔、撮影計画を練ったことがあったな。

一斉に咲くと、毒々しいまでの真っ赤、

どうしても、鮮血を想起してしまう。

(写真 CX5)

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2011年9月 9日 (金)

秋の光

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秋の光は、全ての対象物の、

輪郭線をくっきりと浮かび上がらせる。

写真撮影に好適な季節の到来だな。

……………

「人物叢書 千利休」(芳賀幸四郎著 1963 吉川弘文館)

を読み継ぐ。

利休の系譜に関する、最も信頼出来る文献によると、

利休の祖父は千(専)阿弥といい、

代々、足利将軍家の同朋衆を務めていたが、

政争に巻き込まれ出奔し、堺へ移り住んだと云う。

時宗の阿弥号を名乗る、僧形の同朋衆は作庭、立花、茶、

田楽、猿楽能などの道々の輩であり、

もとより、卑賤の身の上だった。

しかし、田中というれっきとした姓があったようで、

正式には田中千阿弥と呼ばれる。

姓がはっきしない、否、持たない秀吉との大きな違いだろう。

(写真 CX5)

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2011年9月 5日 (月)

虹立つ

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日中、風吹くも、雨降らず。

夕刻、東方の地平線近く、微かに虹が立つのを認める。

それを何とか望遠側ギリギリで撮ったのが上の写真だ。

ほんの一瞬、西日が差した時に出現したのだけど、

その間僅か数分だったと思う。

(虹の立つところについては、こちらを)

…………

昨日、思い立ってAmazonのお急ぎ便にて、

「人物叢書 千利休」

(芳賀幸四郎著 1963初版 2000新装版 吉川弘文館)

を発注し、本日入手する。

利休のことを纏まった論考で読みたくなったのだ。

半世紀近く経つ著作だが、名著と言えるだろう。

出自に関するところでは頷く点多し。

近く稿を改め、紹介しよう。

(写真 CX5)

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2011年9月 4日 (日)

つくつくほふしの鳴き声

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寓居の周りの森は、ツクツクボウシの大合唱である。

神経質な蝉で、撮影するのはちょっと難しいが、

当地に来て、初めて成功する(写真上)

「オーシツクツク」と鳴くと想っていたけど、

その名の由来通りだと、

「ツクツクホーシ」と鳴くと云うことになっておる。

どっちでも構わないにしても、「ほふし」(法師)と聞こえたのは、

どこか、中世世界的な感覚が入っているような…

念仏を繰り返し唱え続ける、正規、非正規の「法師」たちが、

道々、宿々に溢れていたわけだしね。

…………

遙か西方を進む台風なれど、突風と豪雨、当地も襲う。

(写真 CX5)

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2011年9月 1日 (木)

夏の終わり

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台風の接近で八月終る。日中は降りそうで降らず。

週末の天気が気になるのは、

越中八尾の「風の盆」が始まるからだ。

………

新首相は存外、シンプルな思考の持ち主のようだ。

現代史に対する、歴史感覚の支離滅裂さにはちょっとね。

異論もあるだろうが、前政権より確実に一段堕ちよう。

これからは、中世世界さながらの、

「自力救済」の思想を見直す必要があるな…

と書いてきたところで、虫の音に耳を傾ける。

(写真 CX5)

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2011年8月17日 (水)

蝉たちの往生

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都心に居た去年の夏も、蝉は少なくない環境だったけど、

当地の比でないのは確かだ。

夏は終わりに近づき、蝉たちの往生際に行き会うことが多くなった。

道端に累々とひっくり返っているのはありふれた光景である。

でも、中には骨のある奴もいる。

朝方、落ち武者の如く、

羽を乱したアブラゼミがとまっているのを見つけた。

夕刻、同じ道を通ると、そのままだった。

試しに突いてみると、はたと地面に落ち、

既に事切れているのであった。

蝉の「即身成仏」 否、「立ち往生」か(写真上)

昨夜、深更に及んで「ケッ!」という叫び声とともに、

窓にバッシと当たるものがある。

ヒグラシだったが、彼は真夜中にもかかわらず、

「カナカナ」と鳴き出した。あまりにうるさいので、

ビームライトを照射して(フラッシュは無理である)

一枚撮ってやったら、蝉パンチを浴びせてきた(写真下)

こっちの往生はまだ先のようだな。

(写真 CX5)

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2011年8月 7日 (日)

夏の終わりの始まり

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PCに向かっている背中で、何かがバッシと当たる音がする。

振り向くと、窓辺にアブラゼミがとまったのであった。

夕刻、外出すると、今度はヒグラシを見つけた。

神経質な蝉で、高いところにとまることが多く、

撮るのが難しいのだが、今日は街路樹の低いところだった。

幼少期によく聞かされたけど、

蝉が低みにとまるようになったら、夏もそろそろと云う。

「夏の終わりの始まり」か。

(写真 CX5)

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2011年7月 7日 (木)

刑事コロンボの「別れのワイン」を視る

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刑事コロンボの「別れのワイン」が最初に放映されたのは、

1974年の6月と云うが、シリーズ中でも、

筆者が最もよく記憶しているストーリーの一つだと想う。

それから、何度となく再放送は視ている。

昨夜は、ピーター・フォーク氏を偲ぶ番組での放送だった。

さすがに今では、まどろっこしいドラマ展開で、

台詞も時代がかってるのは否めないけれど、

小道具に使われたワイン(1945年のヴィンテージポートと、

エスト!エスト!!エスト!!!ディ・モンテフィアスコーネ)が、

気が利いていて、粋なところは変わらない。

当時のままの吹き替えで、カベルネソーヴィニョンが

「壁に滑らず」ならぬ「カベニスベニアン」になっていたり、

シャブリが「シャブリス」になっていたりするのはご愛嬌だ。

(写真 CX5)

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2011年7月 3日 (日)

2008年7月

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この頃、当ブログを更新した後に、PCの前で居眠りしてしまい、

慌てて、目が覚めるに、深更に及んでしまうことが多い。

その間、画面はスクリーンセイバーがかかっているのだが、

ここ数年の画像がランダムで、

スライドショーになるように設定してある。

それで、気が付くと、

目の前に、何だこれはという絵が展開しているわけで、

これは何時撮ったのだろうと悩むことになる。

今宵は、そんな写真で失礼を…

調べたら、入手したばかりのライツ・ミノルタCLで最初に撮った、

モノクロだった。2008年7月である。

今となっては、あの年の出来事も、

うまく想い出せなくなってしまった。

(写真 ライツ・ミノルタCL Mロッコール40㎜F2)

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