民俗

2017年1月 1日 (日)

御慶千秋万歳…

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Eテレ 新春能「西行桜」より
本年も、拙ブログを御贔屓下されば幸いです。
                                 Kansuke 拝
(捨身 FujiFilm XQ1)

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2016年12月30日 (金)

秩父夜祭・宵宮の日にて(9)

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日がとっぷりと落ちた。

町を往く「屋台」を追い駆けよう。

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威勢のいい掛け声と、太鼓や鉦の賑やかな囃子が戻ってきた。

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屋根に取り付く人々も。

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秩父の夜空には星が輝く。

たった今、想い出したけれど、ずっと幼い時より、

「祭り」らしい「祭り」とは?と、考え続けて居たのが、

この「夜祭り」ではなかったのか。

そんな意味で、今回の秩父行は記憶に残るはずだ。

(捨身 EOS M3)

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2016年12月29日 (木)

秩父夜祭・宵宮の日にて(8)

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神社境内の喧騒から、暫し別れて、
秩父往還の宿町の風情がよく残る路地を逍遥する。
近世、夜祭りの日に合わせて開かれていた「絹市」
今日は、それに因んだ「秩父銘仙市」の会場になっていた。
「番場町」と云う。「馬場」より転訛したものだが、
古い宿跡ではよく観かける字名である。
もっとも「馬場」とは、まず馬駆ける庭を想起するのだけれど、
寺社の広い「参道」を指すこともあるようだ。
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道脇の小祠も、祭りの設えに。
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かつて秩父銘仙の取引所だった古民家の蕎麦名店に並び、
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遅い昼食をとる。
温かい「鴨南蛮」哉…
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さて、秩父の冬の日は、既に傾き始めて居る。
「屋台」の提灯に灯が入る刻限まで、そんなに待たないだろう。
(捨身 EOS M3)

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2016年12月27日 (火)

秩父夜祭・宵宮の日にて(7)

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神楽が演じられる一方で、秩父神社境内では、
収蔵庫より「屋台」(曳山)が引き出され、巡行の準備が調えられる。
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出発の神事も滞り無く。
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朝日に輝く豪華な「屋台」の金具が眩しい。
みしみしと軋む音とともに巨体が押し出されて往く。
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屋根に取り付く人々。
観るからに精悍な印象だ。
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外部からは観えないが、
各屋台後部の、障子で囲まれた内部では、
囃子方が配置に就き「屋台」の進行に合わせて、
絶えず太鼓と鉦を鳴らし続けて居る。
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「屋台」の前部は舞台のように設えてあり、
巡行の諸所で、歌舞伎や常磐津が演じられる。
一寸聞いたら、この踊り手は中学生の女子だそうだ。
(捨身 EOS M3)

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2016年12月23日 (金)

秩父夜祭・宵宮の日にて(6)

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「神代神楽」午前の部、最後の舞台、
「第七座 天の岩戸開き」が始まった。
まず、三柱の神々が登場する。
「天児屋根命」(アメノコヤネ)
「天太玉」(アメノフトダマ)
「玉祖命」(タマノオヤ)である。
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三神は「天岩戸」に観立てた、
後方の神棚の扉(閉じている)前で舞い踊る。
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「翁」の面が「天児屋根命」だろうか。
云わずと知れた「春日権現」のことだ。
春日権現験記絵巻などの絵画史料を観ると、
やはり、翁の姿で影向することが多かったようだ。
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傍らで、指図する風情の「八意思兼命」(ヤゴココロオモイカネ)
こういった神々の余興も「岩戸」を開けて貰うために、
この命が案じた一計なのだ。
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再び「天鈿女命」(アメノウズメ)が登場する。
切り札、例の、究極の舞であろう。
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佳境に入ったところで、
「手力男命」(テチカラオ)が現れ、大力を以て
「岩戸」の前に立てられた塞石を取り去り、
扉を開け放つ(後方)
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「さあ、やったぞ」と、四方を見渡した…
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さて、お昼の休憩に入る。
「屋台」(曳山)も、境内を出発する頃合だし、
暫し、そっちのほうを追い駆けてみよう。
(捨身 EOS M3)

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2016年12月19日 (月)

秩父夜祭・宵宮の日にて(5)

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「第二十八座 根付榊の舞」(ねつけさかきのまい)

登場したのは「大山祇神」(オオヤマツミ)である。

もとより、山の神と云うことになって居るが、

大三島、三嶋明神の主祭神でもあり、

「渡多志」の神、つまり、海や島々、航海との関りも深い。

この神楽では、山深い当地秩父に相応しく、

山民の神、「杣人」(そま=林業)の神として、

樹木の生長、繁茂を寿ぐ舞が演じられる。

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榊の枝を持って舞われるが、

「根付の榊」と呼ばれるのは、根の付いた苗木、

これから植林される樹木に観立てているのであろうか。

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ユーモラスな「大山祇神」の面と仕草に舞台も和む。

(捨身 EOS M3)

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2016年12月17日 (土)

秩父夜祭・宵宮の日にて(4)

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舞台は替わって、
「第三十二座 八握の剱」(やつかのつるぎ)
「八握の剱」とは、
「一握」(約十センチ)八つ分の長さの剣のこと。
或いは、柄の部分が「八握」の長さがある剣のことか。
記紀神話によれば、
天孫降臨の後、神武東征に先だって天下る、
「饒速日命」(ニギハヤヒ)が携えた、
「十種神宝」の一つと云い、
「素戔嗚命」が八岐大蛇退治に用いた剣とも云う。
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お馴染み、鼻高の「猿田彦命」の登場だ。
もとより、天孫降臨の際に、
「瓊瓊杵命」(ニニギ)の道案内をしたことで知られるが、
それが、どう「八握の剱」と絡むのかは判らない。
秩父神社の「神代神楽」ならではの、筋立てだろうか。
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「八握の剱」に観立てた鉾、柄長が八握の剣とも解せるが…
を取り上げて…
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勇壮に舞い納める。
明三日の大祭で、御旅所へ向かう、
「御神幸行列」を先導するのも、やはり彼の役目だ。
(捨身 EOS M3)

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2016年12月14日 (水)

秩父夜祭・宵宮の日にて(3)

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「神代神楽」が始まった。
「第五座 岩窟之御前四方堅」(いわやのみまえしほうがため)
秩父神社の主祭神である「八意思兼命」(ヤゴゴロオモイカネ)
天岩戸に隠れた天照大御神を誘い出そうと、
いろいろと知恵を廻らすが、
まずは、岩戸の前で四方を祓い「四方堅」(しほうがため)を行う。
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この神の十世後の子孫が、
古代秩父の初代国造「知知夫彦命」(ちちぶひこ)と云う。
秩父神社は抑々、秩父国造家の祖霊を祀る、
「氏神」だったわけだ。
或いは、中世世界の秩父に蟠踞した坂東平氏の有力氏族、
秩父氏も、何処かで秩父国造家との、
姻戚関係が生じたのかもしれず、
(そういった例は、古代坂東では、彼方此方で観られる)
その縁なのか、坂東平氏の諸氏が祀ることの多い、
「妙見菩薩」を祭神に加えて、
同様に「氏神」と看做して崇敬していたようだ。
以降、当社は「妙見菩薩」の化現である、
「北辰(北極星)信仰」の庭としての性格を強めて往く。
夜祭の原点も、その辺りにあるらしい。
中世後期から近世に至って、夜祭は「妙見宮の祭り」とも呼ばれ、
大きな市庭が立ち、関東一円の商人を、
(多くは各地の連尺衆を出自とする行商人たちだろう)
集めるようになった。
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舞台は「第六座 湯笹の清め」に移り、一転華やぐ。
八意思兼命の指図によって「湯笹」(湯立ち)を持って、
岩戸の前を清める「天鈿女命」(アメノウズメ)の登場だ。
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典型的な「湯立ち神楽」の一つだろう。
(捨身 EOS M3)

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2016年12月10日 (土)

秩父夜祭・宵宮の日にて(2)

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十二月二日、宵宮の日の朝。西武秩父駅にて。
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三日の本祭の宵「屋台」(曳山)が御旅所へ向かう坂道に幟が立つ。
「団子坂」と云う。
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秩父神社へ続く道を辿る。
戦前の古民家が目に付く。
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祭りを待つ町。
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神社境内の神楽殿前に着いた。
これから「神代神楽」が演じられる。
準備は整ったようだ。
(捨身 Fujifilm XQ1)

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2016年12月 6日 (火)

秩父夜祭・宵宮の日にて(1)

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十二月二日、秩父夜祭・宵宮を、朝から夕刻まで観る機会を得た。
以下、その日の捨身を投稿していこう。
(捨身 Canon EOS M3)

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